初夢はいつ見る夢までが初夢としてカウントできるの?初夢いつの夢だっけ?2019年はいつ も以上(数年〜数十年ぶり)に、初夢をいつの日に見たら良いのか決まっています …
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初夢はいつ見ても良い訳ではなく、新年のある夜に見る夢です。
実は初夢はいつ見るか決まっています。その夢の内容で、1年の吉凶を占う風習が昔から日本にはあります。初夢いつ?の前に、そもそも初夢がどんな夢だったのか覚えていないという人も多く、夢を見なかったという人も少なくありません。
2019年は、初夢の期限と縁起の良い日(一粒万倍日)が数年から数十年に一度重なる日なので、いつジャストタイミングなのか要チェックです!
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初夢とは
新年の一番最初に見る夢が初夢です。
初夢の内容によって1年の吉凶を占う夢占いの一種で、日本では古来(鎌倉時代)の山家集より初夢の文化が生まれ、江戸時代から「一富士二鷹三茄子」ということわざによって、言い伝えられてきました。ようは、昔から縁起が良いとされるものを初夢で見ると、出世、開運、財や子(事)を成す1年になると信じられてきました。
初夢はあくまで俗信です。科学的根拠はないにしても、人生は何が起きるかわからないため、長年の経験の積重ねや人知を超えたものを言い表わす先人の智慧として、いつの時代でも伝え信じられてきた経緯を考えると、初夢は決して軽んじてはいけないことがわかります。
なぜ、一富士二鷹三茄子?
縁起が良いというには理由があります。
初夢に、一富士二鷹三茄子が縁起が良い所以を簡単に説明します。また、これは諸説あるので要点のみ整理します。
まず、富士は富士山、無事など日本一かつ語呂もよく縁起が良いため。次に鷹は、愛鷹山、高い、鷹狩り(徳川家康の趣味)など、語呂だけはなく鷹は殿様(今で言えば金持ちや権力者)の象徴だったようです。最後に茄子は、初物の茄子(値段の高さや家康が愛したくらい美味だった)、事を成すなど、万人に愛されたのが当時は茄子だったようです。
富士山以外は、現代ではなかなか理解されずらい部分もあるかもしれません。(今では、富士信仰も減っています)
一富士二鷹三茄子にこだわらなくても、語呂や印象が良ければいつの時代でも通じる現代版の一富士二鷹三茄子と成り得るかもしれませんね。(一二三と紹介しましたが、実は四五六もありますので後日の特集で紹介します)
初夢はいつ見る夢なのか
初夢はいつからいつまでか期限が決まっています。
日にち関係なく(いつでも)初めて見る夢を初夢だと思っている人が多いのですが、実は初夢はいつ見るか決まっています。いつでも良いと言う訳ではないから、初夢は貴重で縁起が良いものとされています。一般的には、元旦(1月1日)の夜(晩)と翌日2日の夜(晩)です。
え!?大晦日(12月31日)の夜も明けて寝て見た夢は初夢ではないの?と思ってしまいます。厳密には、陽が昇ってからが新年という意味合いから、大晦日の夜はノーカウントのようです。
昔の初夢は正月(元旦)でもなかった
実は、初夢が元旦から2日の夜となったのはごく最近(明治改暦後)のこと。
初夢信仰は、鎌倉時代まで遡ります。当時は暦(新年)と初夢は関係なく、節分(立春の前日)から立春(2月4日頃)の夜に見る夢を初夢としていたようです。今でも中国では、日本で言う立春を春節(旧正月)と呼び新年の始まりとしているように、日本でも新年は立春だと言う考えが一般的でした。
その後、江戸時代になって初夢は3つの説(「大晦日から元旦」派、「元旦から2日」派、「2日から3日」派)に分かれ、いつからいつまでという期限が曖昧でした。江戸後期には「2日から3日」派が主流となった時期はあるものの、明治の改暦後には「元旦から2日」派が一般的な初夢として定着してゆきました。
初夢はいつの夢でも良いの?
初夢はいつでも良い訳ではありません、期間限定です。
初夢期間である元旦から2日であれば、いつでも良いとされています。中には、初夢を見るために昼寝や仮眠を元旦から2日中いつまでも繰り返すという強者さえいるようです。(所謂、寝正月)
いつの時代でも、ご利益というものは貰いに行くようなものではなく授かるものだという考え方が、日本人らしいので個人的には好きです。しかし、2019年はいつ もより二度寝してでも初夢を見ても良いと思ってしまうほど、初夢として絶好のタイミングが存在します。
初夢はいつの日が一番良いのか
基本的に元日も2日でも、その2日間ならいつでもOKです。
しかし、一般的に縁起が良いとされている「天赦日」「一粒万倍日」「大安日」と重なれば、いつ も以上に初夢を見る日として最良の初夢日和となるに違いありません。
天赦日は、年に5、6回しかない、日本の暦の上で最上の吉日です。一粒万倍日は「手元にあるわずかな物で始めた事が何倍にも膨らむ」日と呼ばれ、年始としても縁起が良い日です。大安日は「大いに安し(=良し)」、日本でも縁起が良い日として認知されています。2019年1月で、いつ縁起が良い日なのか調べてみました。
- 「天赦日」1月27日
- 「一粒万倍日」1月2日、3日
- 「大安日」1月11日、17日、23日、29日
なんと、数年から十数年に一度しか初夢の期限(元旦と2日)と「天赦日」「一粒万倍日」「大安日」は重なりません。いつ も以上の初夢日和なのは間違いありません。
初夢がいつが良いのか迷ったら、2019年は1月2日で決まりです。
初夢の口コミ(みんなの初夢)
何故か苦しい初夢。
どんな夢だったかは覚えてませんが、目が覚めた時苦しい思いが続いてました。せめて初夢ぐらいうそでもいいから良い初夢を観たかった・・・。
いつまでかは毎晩のように同じ夢を見てましたね~。それもやっぱり悪い夢。追いかけられたり、トイレを使おうとドアをあけたら、流されてないものがあったり・・・。ほんと起きてから憂鬱でしたが、いつの間にか忘れて仕事を精一杯しましたが、思い返すとろくな夢じゃないですね。
まれに有名俳優さんと一緒に、何故かショッピングモールを歩いてたり、ばったり出会って話が出来ると言う、まさに夢のような初夢を見たのはいつの日だったか。これはほんとに心が癒されました。
私の初夢。
母が目の前で倒れて、私がお姫様抱っこしてすぐそこの病院にわんわん泣きながら連れて行く夢でした。心臓バクバクで過呼吸気味になった状態で目が覚めました。・・・実は、その初夢を見て数日後・・・。母のガンが発覚・・・。でも、初夢のようには泣けません。
私は、夢占いではないのですが、数日以内に悪い事が起きそうな時は夢で予告される事が多いです。大抵は、事故・火事・爆発など心臓バクバクしながら目が覚めた時は、数日中にいつだとは決まってませんが何か悪い事があります。
「悪い事あるからね。受け止めろよ。」のお告げだけです。いつ も改善策のお告げはありませんが(笑)
初夢で見ると、いつ も縁起が良いとされているのは茄子、鷹、富士ですね。
私は一度も見たことがありませんが…。私の今年の初夢は入院している祖母が元気になって帰って来てくれ、嬉し泣きしている夢でした。
この初夢が良いか悪いかわからず、友人に聞くと、鶏肉の初夢を見たそうです。
「鶏でもなく唐揚げでもなく生の鶏肉を触ってる初夢。あれは、多分胸肉かな干支にはちなんでるから、いい夢だと思い込もう」と言っているのを聞いて、初夢って捉え方次第なんだな〜と思いました(笑)
まとめ
初夢はいつ見る夢なのか、整理して紹介しました。
私の個人的な意見を言うならば、特に「いつ いつだ」と言う期間を設けなくても良いのかなって思ったりもします。結局は、早いか遅いかの違いでしかないと思っていて、今年初めての夢だったと自覚できた時が初夢だと言っても良いと思います。(いつでも良いというと本末転倒)
大袈裟ですが、それが2月や3月など何日経っていようと(笑)初夢がいつだと決めるのは、自分自身だとと言う持論も悪くないと思っています。けれども今年はいつ も以上の初夢タイミングです。今年こそ、絶対に初夢を見たいっ
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あとがき
実は、初夢はいつ見るか決められているので貴重です。
初夢を見ること自体、「いつ いつだ」と言う期間を設けてしまうと、そこまで確率の高いことではありません。多くの人がいつ夢を見たかさえ覚えていない状況で、自分にだけ、いつ初夢を見たか自覚できたのは何かしらのお告げ?なのでしょうか。
どちらにせよ、良い初夢でも良くない初夢でも新年なので、いつ も以上に良い解釈をしてハッピーな1年の始まりとしたいものですっ