初夢とは?初夢はいつ見る夢なのか、初夢の内容に関わる意味は?2019年に見る初夢はいつが1番良いのか、初夢を見る方法など説明しています。初夢記事は同じものばかりでウンザリというあなたへ届ける …
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初夢は見ることが出来れば儲け物です。
誰もが気軽に見る夢ですが、新年の最初(元旦と1月2日)に見る初夢は一味違います。いわゆる、初物認定を受けますので縁起が良いとされています。初夢の内容に関わらず、縁起の良い前兆であることが多いのです。
初夢とは
初夢とは、1年の始め(新年)に見る夢のことです。
初夢の内容によって1年の吉兆を占う夢占いの一種です。夢占いと言うと、なんだかスピリチュアル・オカルト的だと思うかもしれませんが、先人の智慧によって口伝され続けられた文化で今もなお残っているという事を考えれば、何かしら意味があると考えてもおかしくありません。
実際に、西洋・東洋問わず、昔から夢が吉凶の予兆とされることは多かったようです。
いつの時代も、初夢をいつ見るの夢なのかという議論は後を絶たないようで、江戸時代にも「大晦日から元日」「元日から2日」「2日から3日」の3つの派閥に分けられ、人々の習慣(大晦日や正月の過ごし方)によって、自然と最終的な決着が着いたとされています。初夢とは何か、詳しくはこちらの記事で説明しています。↓
初夢はいつ見る夢?
初夢は、元旦と1月2日に見る夢のことです。
新年は、1月3日までを三が日、7日までを松の内と呼び新年とするようになったのは、少し前(明治以降)からで、それまでは中国から暦が伝わったこともあり、立春 (2月4日前後)を新年としていました。(中国では今も続く旧正月・春節)なので、明治以前は、立春以降に初めて見る夢を初夢としていた訳です。
新年に見る初夢は、基本的にいつ見る夢でも縁起が良いとされていますが、その中でも2019年は稀に見る初夢日和があることをご存知でしょうか。2019年は数年〜数十年ぶりに、一粒万倍日(1月2日)と重なります。
一粒万倍日は、「手元にあるわずかな物で始めた事が何倍にも膨らむ」日と呼ばれ、とても縁起が良い日なので初夢は見逃せません。初夢はいつ見る夢なのか、詳しくはこちらの記事で詳しく説明しています。↓
初夢の意味は?
初夢の意味を知るためには考え方を知る必要があります。
初夢は内容によって1年の吉兆を占いますので、もちろん内容によって意味は変わります。しかし、その土台には初夢は初物として捉えれているため、そもそも初夢自体を見ることが縁起が良いとされています。ようは、どんな内容の初夢だろうが初物には変わりなく、縁起の良い解釈(意味づけ)をしようという考え方がベースにあります。
代表的な初夢として「一富士二鷹三茄子」ということわざも生まれていますが、これには続きがあり、「四扇(しせん)五煙草(ごたばこ)六座頭(ろくざとう)」と呼ばれ、2つを合わせて家内安全を願うという習慣が初夢の本当の意味だったりします。
一富士二鷹三茄子、四扇五煙草六座頭のいずれも現代では理解しづらいかもしれませんが、当時(江戸時代)では民衆にとって高嶺の花、掛け言葉などで縁起が良いなどシンプルな意味なのです。初夢の意味について詳しくはこちらの記事で説明しています。↓
覚えていない人は?
初夢だけでなく、夢のメカニズムは未だ完全に解明されていません。
心理学や精神分析方面でも積極的に研究が行われており、夢分析で知られるフロイトは「夢は抑圧された性的衝動の表れ」と唱えていたり、近年の精神分析の世界では、夢は深層心理の表れであり無意識を反映するものという説が主流となっていたりします。
多くの夢はレム睡眠中に見る(一部ノンレム睡眠中にも見る)と言われていますが、寝起きに自分が覚えている夢はほんの一部だけで、多くの内容は忘れてしまいます。ノンレム睡眠中の夢は、記憶にさえ残らないと言われています。
初夢を見ていない、見れなかった、というより初夢を見たかどうかさえ覚えていない人が多いのも仕方ありません。
初夢は見ないとどうなる?
初夢は見なければいけないものではありません。
初夢は見ると縁起が良いものです。縁起が良いというものは、誰もに経験できるものではなく、稀に経験できるからこそ縁起が良いとも言われています。
縁起は授かりもの、例え、今年は初夢を見れなかったとしても次の機会があります。来年、再来年にまたチャンスを掴めば良いだけです。
初夢を見る方法
初夢を見るためには、夢を見る必要があります。
現代ではありませんが、室町時代では初夢に備えて、七福神が描かれている宝船の絵を準備するのが一般的だったようです。宝船の絵の裏には、「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)」という回文の歌を書いて、逆夢(縁起の良くない夢)を見たときは宝船の絵ごと、川に流すのが風習でした。
今でも、俗信的な夢を見る方法はありますが、今回はあくまでも科学的な初夢を見る方法を紹介します。
先ほどにも説明したように、一般的に夢はレム睡眠中に見ます。人の睡眠はレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返して休息します。おおよそ、この周期は1セット90分前後だと言われ、朝方につれ覚醒への準備のためレム睡眠の割合が増えてゆきます。
ようは、初夢を見るチャンスは寝起き前が最も確率の高い時間帯です。強制的に夢を見る(眠りを浅くする)方法もなくはありませんが、小手先のテクニックではなく、あくまで健康的に眠りを浅くしたい場合におすすめできる方法は「睡眠時間を増やすこと」です。
時間に余裕がある人ならば、これ以上眠れない眠りたくないというくらい寝てみてください。自然とレム睡眠の時間が増え、夢を見る確率が増えます。ようは、何度も目が覚めても二度寝するという訳です。まさに、寝正月とはこの事かもしれません。
みんなの初夢(口コミ)
初夢の中で、元彼と付き合っていて結婚を控えている状態でした。
その元彼は私が過去にお付き合いした3人の元彼たちが合わさったような初夢で、はっきりとは誰かわかりませんでした。何故かその元彼の実家がギフトショップを経営しており、4階建てのビルでした。(実際の元彼たちのご家族はこういった商売はしていらっしゃいません。)
私は従業員用の階段を2階から3階にあがり、商品を運んだり、店内の様子をチェックしたりしていました。元彼はもちろん元彼の家族にとても疎まれ嫌がられて呆れられている様子でした。まるでどうしようもない理由で渋々結婚することになったかのような感じです。
ギフトショップで雇用されている人達にもヒソヒソと陰口をたたかれていました。初夢の中の私はそんな様子を解っていながらも、一人はしゃいで、元気いっぱい楽しそうに幸せそうににこにこ笑って元彼の家の仕事を手伝っていました。
私は、初夢に出てきた知らない人に恋してしまったことがあります。
昨夜は、オードリーの春日さんに追い回される夢を見て(春日さん、すみません(笑))、とにかく怖くて逃げ回っていたところを、知らない男性(でもうっすら、大学時代の同期にいたような気も…)に助けられ、ロマンスに落ちる…という初夢でした。
そして今までと違うのは、恋に落ちても目が覚めて一時間もすれば忘れてしまうところが、今回の初夢はまだ少~し続いていまして(汗)
昨日見た初夢が強烈だったのです。
一人でどこかの道を運転中、迷ったことに気づき、焦りながらも検索。しかし希望が見えては、また全く知らない道。そしてなぜか、その後に見知らぬ駅にいる込み合う電車に帰路につけることを祈りながら勘で乗ったものの、いつまでも知らない風景。いつのまにか終着駅。
そこはなんだか不気味な所で、なんとか人に声をかけ、やっと希望が見えてきた!と言うところで初夢から目が覚めました。
まとめ
初夢を見る方法は、寝続ける事です。
最も眠りの浅いレム睡眠の時間を多く生み出すことで、夢を見やすい状態を意識的に作ることが必要です。ベッドの側に、メモなど寝起きに夢を忘れず記して置けるようなアイデアも良い方法だと思います。備えあれば憂いなしです。
番外編の初夢シリーズはこちらからどぞ。↓
あとがき
二度寝や寝すぎは、やり過ぎると体内時計が狂ってしまう可能性も否定できません。
夢を見る方法として紹介しましたが、そのリスクが潜んでいることを理解して取り組みましょう。初夢を見るにしても、見れなかったにしても、正月・新年はおめでたいことが多いので、一喜一憂する必要はありませんからっ