生きているだけで愛。が11月8日に全国ロードショーとなりました。
映画を観る前に、この記事を読んで備えるも良し、
映画を観て振り返るも良し。
きっとDVDで発売されても、
私は何度も観てしまう作品だと思います。
ほんの一瞬だけでも、分かり合えたら。
というキャッチコピーが本当にピッタリな作品で、
過眠症と躁鬱病を抱える寧子(主人公;趣里)と彼氏(菅田将暉)
のやりとりに心を動かされてしまいます。
生きているだけで愛。の原作
原作は本谷有希子による恋愛小説で、
第135回芥川龍之介賞候補、単行本は第20回三島由紀夫賞候補に
なったことも影響して2018年に映画化されました。
原作を読んだ人達の感想は、
恋愛小説らしくない恋愛小説で深い読後感が得られると絶賛。
恋愛小説といった側面を持たせながら、
女の自立というテーマも描かれているので特に女性からの支持が強い。
主人公である寧子(趣里)は、
過眠症と躁鬱病を患っていて、
その病気のことを少しだけ紹介します。
過眠症とは
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過眠症(かみんしょう、hypersomnia)とは、
睡眠が多いがそれでも眠いという状態であり、
そのことが著しい苦痛あるいは機能の障害をもたらしている睡眠障害。
Wikipedia より抜粋
ようは、どれだけ寝ても日中に眠たくなってしまいます。
そのため、他の人から見ると
「怠け者・やる気がない」と思われがちです。
過眠症の原因の1つに、
双極性障害(躁鬱病)に処方された向精神薬の副作用や
離脱(やめること)によって引き起こされる場合もあります。
今回の映画で、
主人公である寧子(趣里)は躁鬱病を患っているので
過眠症の原因になっている可能性もあります。
躁鬱病とは
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躁鬱病とは、近年では双極性障害(そうきょくせいしょうがい、Bipolar disorder)と呼ばれ、
躁病(そうびょう)と抑うつの病相(エピソード)を循環する精神障害。
Wikipedia より抜粋
わかりやすく言えば極端すぎる気分屋で、
その状態を自分ではコントロールできなくなります。
様々なストレスがきっかけとなる場合がありますが
直接的な原因ではなく、遺伝の影響が強いとされています。
治療はできるものの、
予防を続けなければまた再発してしまいます。
まとめ
実際の生活でも過眠症や躁鬱病に苦しんでいる人はいます。
もし、自分の大切な人がそのことを告白してくれたら、
この映画を思い出して、寄り添ってあげたいなと思いました。
本気でぶつかり合うには何かきっかけが必要なのかもしれません。
例え、それがどんな理由でもその先に明るい希望はある。
そんなことを感じさせてくれたように思います。
あとがき
主人公が過眠症や躁鬱病といった病気を患っている、
その心情や背景などが少しでも理解出来ればより一層、
映画を楽しめると思い記事を書きました。
やっぱり日本の映画は面白い。
これからもっと日本の映画界は発展して、
どんどん良い役者さんが活躍する時代になるでしょうっ









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